京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

報告:ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の教授をお迎えしました

一般 2023年06月23日

2023年6月14日、ロンドン衛生熱帯医学大学院(London School of Hygiene and Tropical Medicine: LSHTM)から学部長のリアム・スミース教授(Prof. Liam Smeeth)とロビン・ベイリー教授(Prof. Robin Bailey)を京都大学公衆衛生大学院(KUSPH)にお迎えしました。長崎大の有吉紅也教授にもご参加いただきました。

まず、今中雄一専攻長より、KUSPHの概要が紹介されました。その後、Smeeth教授からLSHTMの最近の活動についてご説明がありました。 ロビン・ベイリー教授からは、希少な熱帯感染症に対する新薬の創出を可能にするために、さまざまな世界的な機関と協力してLSHTMが主導した取り組みについて、貴重なご経験をお話して下さいました。

その後、KUSPHの参加教員より、KUSPHの各分野における最近の研究活動について紹介を行いました。 発表は、医療疫学、健康情報学、薬剤疫学、社会疫学、環境衛生学、医療経済学の教員によって行われました。

最後に、参加者全員で、国際共同研究を実施する上での課題や、KUSPH と LSHTM との将来の研究協力の可能性について議論しました。