京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

大腸癌肝転移術後において無再発生存期間は全生存期間の代理指標となり得ることを報告

一般 2023年06月05日

京都大学医学部卒業である兵庫医科大学下部消化管外科所属の片岡幸三講師と京都大学社会健康医学系専攻医療統計学教室で修士 (社会健康医学)を取得した兵庫医科大学医療統計学教室所属の高橋佳苗助教と京都大学社会健康医学系専攻予防医療学教室で博士(医学)を取得した兵庫医科大学臨床疫学の武内治郎助教らの研究グループは、本邦における大腸癌研究会の大腸癌肝転移についての全国規模データベースを用いて解析した結果、大腸癌肝転移術後患者における無再発生存期間は全生存期間の代理指標として中等度の相関を示したことを報告しました。なお、本研究成果に関する論文は、2023年5月17日に学術誌「British Journal of Surgery」(最新Impact Factor 11.782)に掲載されました。

(掲載担当:京大SPH広報委員会)