京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

社会疫学分野 井上浩輔特定准教授とUCLA・スタンフォード大学の研究グループは、高ベネフィット・アプローチという新しい個別化医療の概念を提唱し、その有用性をInternational Journal of Epidemiologyに公表しました。

一般 2023年04月11日

京都大学大学院医学研究科・白眉センターの井上浩輔 特定准教授(社会疫学)、スタンフォード大学のSusan Athey 教授、 カリフォルニア大学ロサンゼルス校の津川友介 准教授らの研究グループは、最先端の機械学習モデルを応用することで、高血圧診療における次世代の個別化医療戦略「高ベネフィット・アプローチ」の有用性を提唱しました。本研究は、個人の治療効果に着目した高ベネフィット・アプローチのコンセプトを確立し、その有用性を示した点で、機械学習を応用した次世代の個別化医療の礎になると期待されます。

本研究成果は、2023年4月4日に、国際学術誌「International Journal of Epidemiology」に、オンライン掲載されました。

リンク:https://academic.oup.com/ije/advance-article/doi/10.1093/ije/dyad037/7102233

プレスリリース:https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2023-04-05

朝日新聞デジタルに掲載されました。詳しくはこちらから