質的研究の統合(メタ・シンセシス)の短期集中ワークショップの開催
一般
2024年10月02日
2024年9月24日から27日の4日間、京都大学医学研究科社会健康医学系専攻で、質的研究の統合(メタ・シンセシス)の短期集中ワークショップを開催しました。このワークショップは、ベトナムのVin大学のPranee Liamputtong教授を講師としてお招きし、実施しました。
Liamputtong教授は、質的研究の世界的な権威であり、質的研究法に関する多くの書籍と論文を執筆されています。
ワークショップでは、講義と実践的なグループワークを通じて、質的研究の統合(メタ・シンセシス)の手法について学習しました。主なトピックとして、質的研究の論文を統合する手法(メタ・シンセシス)の理解、質的研究論文の批判的評価の方法、テーマ分析の適用、そしてメタ・シンセシス論文の執筆方法について学習しました。グループワークとして、過去に実施されたメタ・シンセシスの研究論文を読み、グループでメタ・シンセシス論文を試験的に作成・執筆するエクササイズに取り組みました。最終的には、完成したプロジェクトを発表し、フィードバックを受けた後、総括が行われました。