京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

社会疫学分野 井上浩輔特定准教授のFDF論文がEpidemiology誌におけるRothman Epidemiology Paper Prize 2023のRunner-upとして選出されました。

一般 2023年04月17日

京都大学大学院医学研究科・白眉センターの井上浩輔 特定准教授(社会疫学)が昨年Epidemiology誌に発表したフロントドア基準についての論文が、その年に同誌から出版された論文の中で重要なインパクトを与えた疫学論文としてRothman Epidemiology PrizeのRunner-up(計4報選出)に選出されました。

1993にJudea Pearlによって提唱されてから一度も疫学研究に応用されることがなかったフロントドア基準を応用可能な形に一般化させ、世界で初めての応用例を示した点が評価され受賞にいたりました。

論文:https://journals.lww.com/epidem/Fulltext/2022/07000/Causal_Effect_of_Chronic_Pain_on_Mortality_Through.17.aspx
リンク:https://journals.lww.com/epidem/Citation/9900/Kara_E__Rudolph,_Winner_of_the_2023.136.as