京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

三谷 智子(Satoko MITANI)

SPH現役時の担当教室

健康増進・行動学

現在のご所属機関、部署

岐阜医療科学大学・大学院 保健科学部 看護学科

ご役職(ご就任年月日)

2015年4月1日

ご専門領域

災害医療・災害看護学 公衆衛生学 疫学 国際保健学

ご略歴

2004年3月 京都大学大学院医学研究科 単位取得および研究指導認定退学
2005年11月 博士号取得
2006年5月 京都府立医科大学大学院 地域保健医療疫学教室 助教
2010年5月 京都大学医学研究科・工学研究科 安寧の都市ユニット 特定准教授
2015年4月 岐阜医療科学大学 教授(至 現在)

三谷 智子

ご近況

1. 教育活動
岐阜医療科学大学に赴任して、やっと1年が過ぎました。学部では「公衆衛生学」、「災害看護学」、「国際看護学」、「看護概論」を、大学院では「災害医療と地域連携」、「防災対策」、「危機管理学総論」、「医療連携展開学」等の他、国家試験対策の講義を行っております。
看護師の資格はあるものの、看護の世界とこれまでご縁がなく、初めての体験ばかりで、なにもかも新鮮(?)でした。京都大学とは、言葉も文化も環境も感覚も空気も異なる世界で、赴任前はとても不安でした。
本校はもともと自動車、航空、医療などの技術者を育成する専門学校だったそうです。「優れた技術は、人に幸福をもたらし、誤れる技術は、人に災いをもたらす。技術は、人が造るなり、故に、技術者たる前によき人間たれ。」という建学の精神を愚直に守っているように思います。学生さんは素直で明るい子が多く、「挨拶ができる」、「課題に真面目に取り組む」などの資質を大切に育てている大学のように思います。
全く異なる世界からやっていた私ですが、同僚に恵まれ、素直で可愛い学生たちに囲まれ、近頃では、教育が自分の天職かもしれないと思うに至りました。

2. 研究活動
なかなか進まないのですが、「災害時のメンタルヘルス」に関して、海外の研究者と細々と共同研究を続けております。京都大学・安寧の都市ユニットからのご縁で、工学部の研究者の方々と「高齢者の空間認知」について研究しております。また近年は、「血管内皮機能」や「高齢者の認知機能」の研究も行っております。

3. 社会活動
岐阜県看護協会の委員や認定看護師コースの講師等を行っております。また災害支援の関連では、アジア近隣諸国の災害援助活動として、日米豪軍との共同訓練であるPacific Partnership 2014,2015に連続して参加し、フィリピンの台風ヨランダの被災地支援を行いました。

主なご論文業績

  • Mitani S, Fujita M, Shigeta M, Kuriyama N, Ozaki E, Yoshikawa A, Matsui D, Watanabe I, Inoue K, Watanabe Y. Determination of brachial-ankle pulse wave velocity in Japanese population. Blood Pressure. 2012; 21(6): 338-44.
  • Satoko MIitani, Mayumi Kako, Lidia Mayner, Paul Arbon, Medical relief for the 2011 Japan Earthquake. Nursing and Health Sciences 2014. Vol. 16, 26-30.