ベストティーチャー賞2016授賞式が開催されました。 | 京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

ベストティーチャー賞2016授賞式が開催されました。

在校生 2017年04月10日

【ベストティーチャー賞2016受賞者の紹介】

佐藤俊哉 Tosiya Sato, PhD
(医療統計学分野 教授)

sato_kyoju【主な担当科目】
医療統計学(前期コア)、医療統計学実習(前期選択)、観察研究の統計的方法(前期選択)、交絡調整の方法(後期選択)、解析計画実習(後期選択)
講義と実習は連動して行っています。前期は数式を使わずに、医療統計の基本的な考え方を実際の疫学研究・臨床試験を例に話しています。後期は基本的な交絡調整の方法について、数式も使って少しテクニカルな内容となっています。観察研究は超難しい講義。

【講義で工夫しているポイント】
論理的な道筋をたどって理解する喜びを伝えたいと思って講義していますが、成功しているかどうかは未だに謎。

【佐藤先生からのメッセージ】
わたしの統計の先生は柳井晴夫先生といって、教育心理が専門でしたが、講義はさっぱりわからない。しかし学部のときに柳井先生の講義に出会ってやられてしまい、わたしの人生は変わってしまったわけです。わかりやすい講義をしていればいい、というわけでもなく講義は奥が深い。みなさんもこれから講義や講演をする立場になるわけですが、社会健康の先生方はみな講義熱心なので、講義の仕方についても勉強してください。

 

古川壽亮 Furukawa, Toshiaki MD PhD
(健康増進・行動学分野 教授)

furukawa【主な担当科目】
エビデンスユーザ入門、行動科学、臨床研究計画法Ⅰ(プロトコルマネジメント)、臨床試験

【講義で工夫しているポイント】
講義によって異なりますが、「エビデンスユーザ入門」や「臨床試験」では、
1)大学院の授業とは、学生が書籍などで勉強してきて、あるいは自分のレポートを書いてきて、それで分からないことを皆で共有しながら深める場であると考えて、授業が1時間あれば、準備に5時間かかるスケジュールを課しています
2)そうすると、学生さんごとの実力と環境に応じた質問が出てきますので、それに対して各レベルに応じた説明を臨機応変にする能力が講師には求められると考えています
2番目の能力は、非常に高度な能力です。私がそこまで出来るのはごく限られた分野しかありません。幸い今年度はそういう授業を出来て、そしてそれに学生さんたちがついてきてくれたということだと思います。

【古川先生からのメッセージ】
今回学生さんたちの投票でベストティーチャーに選んでいただいたことは、非常に嬉しく、かつ光栄なことと思っています。今後ともprovocativeな講義を重ねたいと思いますし、ぜひ、それについてきて、そして古川をギャフンと言わせてください!