京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

稲葉 一人(Kazuto INABA)

SPH現役時の担当教室

医療倫理学

現在のご所属機関、部署

中京大学 法科大学院

ご役職(ご就任年月日)

教授(2008年~)

ご専門領域

臨床・研究倫理、民事訴訟法、紛争解決学

稲葉一人

ご略歴

司法試験合格、裁判官任官・大阪・東京地裁判事、法務省検事、米国連邦最高裁連邦司法センター客員研究員を経て、現在、中京大学大学院教授ほか、複数の大学の客員教授兼務、群馬県病院局顧問

ご近況

1. 教育活動
中京大学大学院教授(民事訴訟法、ADR)
久留米大学医学部客員教授(公衆衛生)
熊本大学客員教授(倫理学)
三重大学客員教授(看護学)
藤田保健衛生大学医学部客員教授(紛争解決学)

2. 研究活動
日本私法学会、日本民事訴訟法学会、日本法社会学会、日本生命倫理学会(評議員)、日本家族性腫瘍学会、日本医学哲学・倫理学会(評議員)、日本臨床倫理学会(理事)、日本インドネシア法律家協会(理事)、モンゴル日本法律家調停人協会(事務局長)
難治性・特定疾患患者の生活の質の向上に関する研究(埼玉医科大学)、女性のリプロダクション健康課題の意思決定支援教育コンソーシアムとプログラム検証(基盤B)(聖路加看護大学)、日本の生命倫理諸議論における基礎的概念の再検討に基づく生命倫理理論の構造化(基盤B)(熊本大学)、根拠に基づく診療ガイドラインの適切な作成・利用・普及に向けた基盤整備に関する研究(京都大学)、「医療対話仲介者(仮称)の実態把握と役割・能力の明確化に関する研究班」(中京大学)研究代表

3. 社会活動

  • 医療関係
    厚生労働省医政局、健康局、老健局委員、財団法人医療機能評価機構患者安全検討会委員等
  • 倫理関係
    国立医薬品食品衛生研究所倫理委員、日本法医学会倫理委員、日本プライマリーケア連合学会倫理委員、日本緩和医療学会作業部会委員、対がん協会倫理委員長、中部先端医療開発円環コンソーシアム・共同倫理審査委員会委員、名古屋第二日赤病院倫理アドバイザー、日本赤十字病院プログラムコーディネーター等
  • 法律・裁判外紛争解決(ADR)関係
    経済産業省等「調停人養成教材作成委員会」(座長)、日本土地家屋調査士会連合会特別顧問、JICAインドネシアADR拡充プロジェクト・アドバイザリー委員会委員、JICAモンゴル和解調停プロジェクト・アドバイザリー委員長、JICAネパール司法調停拡充プロジェクト・アドバイザリー委員等

 

主なご論文業績

  • (単著)民事訴訟法講義―理論と演習、法学書院、2015年4月30日
  • (単著)医療・看護過誤と訴訟、メディカ出版、2003年3月(2006年10月改訂)
  • (共著)ケースから学ぶ「高齢者ケアにおける介護倫理」、医歯薬出版、2008年11月
  • (共著)わかりやすい倫理、ワールドプランニング、2011年12月
  • (共著)摂食嚥下障害の倫理、ワールドプランニング、2014年5月
  • (連載中)実践判例解説、ナーシングビジネス、2007年~、メディカ出版