京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

卒業生3名の合作による論文がニューイングランド・ジャーナルに掲載されました。

一般 2013年12月02日

SPHの卒業生3名(北村哲久氏=博士後期課程2011年卒、清原康介氏=博士後期課程2009年卒、石見拓氏=MCRコース2006年卒)が力を合わせてつくった論文「The Great East Japan Earthquake and Out-of-Hospital Cardiac Arrest」(短報)がNew England Journal of Medicineの11月28日号に掲載されました。

内容は、総務省消防庁で集約しているウツタイン院外心停止統計を分析した結果、心原性院外心停止(心臓突然死)は、東日本大震災の発生後、第1週(気温等調整後リスク比1.70)、第2週(同1.48)、第3週(同1.47)、第4週(リスク比=1.26)において平年の同時期に比べて有意に増加した、というものです。
詳細は下記リンク先をご覧下さい。

The New England Journal of Medicine:http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMc1306058