スタッフ

特徴は、教員としてこの分野の多数のリーダが担当している点であり、他に例を見ない高いレベルの教育が可能である。

小杉眞司

小杉眞司 ゲノム医療学特任教授

臨床遺伝専門医・指導医として、京大病院遺伝子診療部における遺伝医療・遺伝カウンセリングをこれまで中心に行ってきた本邦におけるこの分野の第一人者である。全国遺伝子医療部門連絡会議理事長(2020.7-)。日本遺伝カウンセリング学会前理事長(2017.4-2021.3)、日本遺伝子診療学会前理事長(2017.4-2021.3)、日本人類遺伝学会理事。遺伝関連3学会での研修担当委員を全て兼任しており、多数の非医師に対する遺伝カウンセリング教育経験がある。その経験を生かした最高の教育プログラムが提供できる。また、医療倫理学分野の幅広い教育指導が可能である。

和田敬仁

和田敬仁 ゲノム医療学特定教授

2013年4月、神奈川県立こども医療センター神経内科より、医療倫理学・遺伝医療学准教授として着任。元信州大学医学部公衆衛生学教室准教授。2021年3月より現職。小児科専門医・指導医。小児神経学会評議員、認定専門医。臨床遺伝専門医・指導医。小児神経疾患を中心とする小児期発症の遺伝性疾患、および遺伝性神経疾患を専門としている。特に、ATR-X症候群に関する研究をライフワークとして行っている。

中島健

中島健 医療倫理学・遺伝医療学准教授

2021年3月、がん研究会がん研有明病院臨床遺伝医療部部長より着任。臨床遺伝専門医。日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会認定医、日本消化器内視鏡学会認定医・指導医。2001年より国立がん(研究)センター中央病院レジデント、2007年同内視鏡科スタッフ。2017年より日本医療開発機構産学連携部医療機器研究課。2018年より前職。消化器内視鏡と遺伝性腫瘍を専門としている。日本遺伝性腫瘍学会評議員、各種委員会委員。

小川昌宣

小川昌宣 遺伝子診療部特定准教授

2023年2月、九州大学病院産科婦人科/臨床遺伝医療部助教より着任。臨床遺伝専門医・指導医、産婦人科専門医・指導医、周産期専門医(母体・胎児)。2001年より九州医療センターに在籍し、2005年同院に遺伝カウンセリング外来を開設、主に周産期領域の遺伝カウンセリングを実践してきた。2018年九州大学に異動、2021年より前職。出生前診断や着床前診断に関わりながら、その行き着く先について思考している。日本人類遺伝学会評議員、日本遺伝カウンセリング学会評議員、日本周産期・新生児医学会評議員、日本産科婦人科遺伝診療学会代議員。

川崎秀徳

川崎秀徳 ゲノム医療学特定講師

2017年4月、埼玉医科大学総合周産期母子医療センター新生児部門助教より、京都大学医学部附属病院遺伝子診療部に医員、NGSD(文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム 難病克服次世代スーパードクターの育成)専攻医として着任。2018年4月より医療倫理学・遺伝医療学助教。臨床遺伝専門医。2023年1月より現職。NICUでの実務経験が豊富である。

鳥嶋雅子

鳥嶋雅子 ゲノム医療学特定助教 認定遺伝カウンセラー

京都大学遺伝カウンセラーコース第2期生、看護師、保健師、助産師。博士(社会健康医学)。2013年より京都大学医学部附属病院遺伝子診療部。2021年4月より現職。元広島大学医学部助手、兵庫県立看護大学助手。質的研究の実施、後輩の指導と現場での遺伝カウンセリングを行っている。

吉田晶子

吉田晶子 ゲノム医療学特定助教 認定遺伝カウンセラー

京都大学遺伝カウンセラーコース第1期生、博士(社会健康医学)。2021年4月より現職。2009年より国立循環器病研究センター。2016年より理化学研究所(高橋政代研)。2019年より神戸市立医療センター中央市民病院腫瘍内科兼務。幅広い分野での遺伝カウンセリングの経験をもつ。

澤井英明

澤井英明 非常勤講師

兵庫医科大学遺伝子医療部教授。2006-2010年、京都大学遺伝カウンセラーコーディネータユニット准教授。臨床遺伝専門医・指導医と日本産科婦人科専門医の両方の資格をもつ数少ない専門家の一人である。生殖医療指導医、日本人類遺伝学会評議員、日本遺伝カウンセリング学会理事(研修担当)。兵庫医科大学産科婦人科・臨床遺伝部での実習も担当している。

稲葉慧

稲葉慧 遺伝子診療部特定助教 認定遺伝カウンセラー

京都大学遺伝カウンセラーコース第10期生、2017年より理化学研究所・神戸市立アイセンター(非常勤)。2021年3月博士課程修了。遺伝カウンセラーコース入学前は大手ゼネコン勤務という異色の経歴をもつ。

本田明夏

本田明夏 遺伝子診療部 認定遺伝カウンセラー

京都大学遺伝カウンセラーコース第9期生。ドイツ文学を学び、企業勤務を経て本コースに入学。2021年4月より京大病院遺伝子診療部の常勤スタッフとなる。誰にでも関係する「遺伝」の問題を、身近に感じていただけるよう日々奮闘中。

村上裕美

村上裕美 医療倫理学・遺伝医療学研究員

京都大学遺伝カウンセラーコース第1期生、認定遺伝カウンセラー協会理事長、認定遺伝カウンセラー制度委員会委員。認定遺伝カウンセラー倫理綱領作成を中心的に行った。後輩の指導と現場での遺伝カウンセリングを行っている。

非常勤講師

臨床遺伝専門医・指導医の資格をもち、実際に全国の遺伝子医療部門で診療・教育・研究に携わっている専門家に依頼することにより、各専門分野における最先端の教育を提供している。

教授陣

社会健康医学系専攻のコア科目(本コースの学生も必修)は、社会健康医学系専攻の全講座が担当している。これにより、社会医学領域の幅広い教育の提供が可能となっている。