ゲノム医療学講座

ゲノム医療学講座は、2021年3月に、コニカミノルタ株式会社による産学共同講座として開設されました。

■研究題目:ゲノム医療に関する研究

■研究目的・内容:
新しい時代のゲノム医療実践のための課題抽出と問題解決を目的とした研究を実施する。

■取り組んでいるテーマ
ゲノム医療学講座は、医学研究科 社会健康医学系専攻 医療倫理学・遺伝医療学分野(遺伝カウンセラーコース)と連携し、遺伝カウンセラーコース修士課程大学院生の教育に関わりながら、以下のテーマについて取り組んでいきます。

1.ゲノム医療を適切に広げていくための基盤となる、一般市民の遺伝リテラシー向上に向けての取り組み。
2.遺伝カウンセラーを中心とする、ゲノム医療に必要な専門的人材養成に必要なプログラムや教材の開発。
3.個別化がん検診サービス「Ambry CARE Program™」の実践と臨床研究
4.コロナ禍におけるオンライン遺伝カウンセリングのあり方に関する臨床研究
5.小児期発症の遺伝性疾患の診断告知に関する臨床研究
6.エーラース・ダンロス症候群のより良い医療を提供するための臨床研究
7.先天異常合併の極低出生体重児の予後に関する研究
8.脳クレアチン欠乏症候群に対する臨床研究
9.ATR-X症候群に対する基礎および臨床研究と5−アミノレブリン酸による治験への取り組み。

中でもゲノム医療学講座では大きく二つのミッションを遂行します。
① 認定遺伝カウンセラー(CGC)の継続的な養成のための課題抽出と問題解決
② 限られた遺伝カウンセリング人財リソースの選択と集中のための課題抽出と問題解決
コニカミノルタは、グループ会社であるAmbry Genetics社で培われたノウハウを使って共にミッションに取り組みます。

 ゲノム医療学講座

■スタッフ
研究代表者(執行責任者) 小杉眞司
特定教授 和田敬仁
特定助教 川崎秀徳
特定助教 鳥嶋雅子
特定助教 吉田晶子
研究員 高谷明秀
研究員 乾智恵

■リンク
PDF2021年度報告書(スタッフ研究・活動業績/各取り組みの進捗状況)