京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

医療倫理学・遺伝医療学(遺伝カウンセラーコース)

ゲノム・遺伝子情報を利用した医療、遺伝薬理学情報に基づいた
テーラーメイド医療をはじめとした先端医療研究に対応できる
高度な専門的知識と技術並びにコミュニケーション能力をもち、
患者・家族の立場を理解して新医療とのインターフェース
となりうる人材を総合的に養成しています。

  • 教 授/小杉 眞司
  • Shinji Kosugi, Medical
  • Ethics/Medical Genetics

概要

  • 健康管理学講座 医療倫理学・遺伝医療学(遺伝カウンセラーコース)
  • 教 授:小杉 眞司
  • 准教授:和田 敬仁
  • 特定准教授:三宅 秀彦
  • TEL:075-753-4647
  • FAX:075-753-4649
  • e-mail:
  • URL: http://sph.med.kyoto-u.ac.jp/gccrc/

社会健康医学系専門職大学院の医療倫理学分野として2000年に発足しました。2004年に現職の小杉眞司教授が着任してからは、現代の医療倫理学で最も重要な領域として、遺伝医療を中心的なテーマとしています。2005年に科学技術振興調整費(新興分野人材養成プログラム)によって遺伝カウンセラー・コーディネータユニットを発足させ、医療倫理学分野と一体として教育研究活動を行ってきました。科学技術振興調整費の終了に伴い、遺伝カウンセラーコースは「遺伝医療分野」と分野化されました。専門職学位課程の医療倫理学分野と遺伝医療学分野(遺伝カウンセラーコース)、博士後期課程の医療倫理学分野と遺伝医療学分野(遺伝カウンセラーコース修了者対象)、さらに4年制医学博士課程を合わせて、教育研究実践活動を行っています。

研究・教育について

教育(コースワーク)の内容

  • 基礎医療倫理学:社会健康医学に関わる全ての者に必須の医療倫理学の基礎的知識と考え方についての講義を実施する。
  • 医療倫理学各論:医療技術の進展にともなって生じる臨床上の問題、臨床研究実施上の問題の検討を行う。「自ら問題を考え、解決の方策を探り、臨床で実践する能力」を身につけ、実践行動型の医療者となることを目標とする。
  • 遺伝医療と倫理・社会:遺伝医療・先端医療においては、倫理的な配慮は不可欠である。遺伝医療を中心とした医療倫理の基本について学ぶ。具体的なテーマとしては、生命・医療倫理の歴史、生殖医療、再生医療、インフォームド・コンセント、遺伝医療に関する国内外の規制、遺伝医療特有の倫理問題などを取り上げる。
  • 遺伝カウンセラーコース科目: 基礎人類遺伝学・臨床遺伝学・遺伝カウンセリング・遺伝カウンセラーのためのコミュニケーション概論・遺伝カウンセリングロールプレイ演習・遺伝カウンセリング合同カンファレンス・人類遺伝学演習・遺伝カウンセリング実習等の専門科目。

具体的な研究項目

  • 遺伝学的検査の標準化と臨床的有用性に関する研究
  • 家族性腫瘍における遺伝子診断と長期予後及びQOL改善に関する研究
  • MEN(多発性内分泌腫瘍症)の遺伝子診断、診療実態把握とエビデンスに基づく診療指針の作成に関する研究
  • 稀少遺伝性疾患の遺伝学的検査のあり方に関する研究
  • 倫理委員会と倫理審査のあり方についての研究
  • 遺伝医療のあり方とその普及のための方策について研究
  • 遺伝子診断と遺伝子解析研究のインフォームド・コンセントについての研究

研究業績

>>研究業績(2012年以降)については、こちらをご覧下さい。

授業風景