京都大学 大学院医学研究科 社会健康医学系専攻

2013年度の卒業生の声

■専門職学位課程

様々な視点や観点から学べる最高の環境

木下琢也
薬剤疫学分野

私はカナダの大学留学中にQOLや費用対効果に基づいた医療と学問を初めて体感し、学んだことから、日本の医療体制や実態に興味を持ちました。私の専門は経済で医療系ではないのですが、SPHには多用な学生がいる事を知り、そして経済主体の視点から医学主体の視点から物事を捉えたいと思い、入学を決意しました。特に以前から薬剤経済や薬剤の費用対効果に興味があったことから日本では京都大学にしかない薬剤疫学分野の研究室でお世話になる事になりました。薬剤疫学分野では薬剤の費用対効果研究だけでなく、ハイブリッドペプチドを用いた基礎研究やリアルワールドデータを用いた薬剤疫学研究も行っています。SPHでの2年間は講義から研究と忙しいですが、この貴重な経験から多くの専門知識を得ることができました。薬剤疫学分野の研究室では研究指導も熱心で様々な先生から貴重な意見をいただくことができ、研究を仕上げることができました。
京都大学のSPHには医療従事者に限らず、多用な学生が多く在籍していることから、疫学、医療統計や臨床研究などの学問を様々な視点や観点から学べる最高の環境です。今後も多くの方がSPHの門をたたくことを願っています。

Studying provided me with opportunities of learning all kinds of new things

陳霈瑶
健康増進・行動学分野

As a student without a medical background, studying at Kyoto University School of Public Health provided me with opportunities of learning all kinds of new things. The courses I took during the first year make wide coverage of knowledge in each field in public health, and the courses of basic medicine that offered especially for non-medical students are also quite helpful. Working on my research topic during the second year enabled me to deepen my understanding in knowledge that were already obtained, as well as to keep on learning new things. Weekly seminars held in the lab also greatly encourage learning and practicing, and the communications and activities carried out with lab members have made the study life here more colorful and fun. These two years studying here was a precious experience for me.

■博士後期課程

自分の疑問を探求できることはこの上ない喜び

竹島太郎
医療疫学分野

私は、11年間の臨床経験を経て、2011年に社会健康医学系専攻(SPH)に入学しました。医学部学生時代の目標は、総合診療医になって地域住民の方々に最善の医療を提供することでした。その後、へき地で地域医療を実践する中で、さまざまな疑問が湧いてきました。その疑問は、教科書や既存の研究で解決するものばかりではありません。このような中、臨床疫学研究という手法に出会い、その手法を学ぶ最適な場所が、まさに京都大学のSPHでした。私はSPHにおいて、臨床の疑問から1年をかけて研究デザインを作成、必要なデータの収集に1年、その整理と解析に更に1年を費やし、現在ようやく論文を執筆している最中です。研究を実施するには、膨大な時間と労力が必要です。しかし、一流の講師陣に指導して頂き、そして志のある仲間に支えられているからこそ完遂できるものと実感しています。また、何より自分の疑問を探求できることはこの上ない喜びであり、研究の原動力となっています。医師に限らず、現場で生じた疑問を解決したいと考えている皆様に自信を持って京都大学SPHを推薦いたします。